Wednesday, January 11, 2006

最大の素数

前の Entry に続けるにはタイムリーなネタと思い紹介します。

過去最大の素数発見、パソコン7万台結び910万ケタ (YOMIURI ONLINE)

グリッドコンピューティングで求めたものでしょうか、この分野では遺伝子解析とか遊休 PC の有効活用法としてこれから定着しそうですね。

2人が発見した素数は915万2052ケタで、昨年2月に記録された781万6230ケタを大幅に上回った。今回の素数「3154……3871」を新聞のページ全体に印刷すると、約726ページ分になる。

ごくごく普通の人が諳んじるのは不可能ですよね。
Entry に記載するだけでも 9,152,052 字必要…… (^_^;)

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Tuesday, October 18, 2005

ハリケーンの名前

カリブ海で21番目の暴風雨 熱帯暴風雨「ウィルマ」 (共同通信) - Infoseek ニュース

暴風雨やハリケーンの名前は毎年21番目まで準備されているが、今年はすべて使い果たしたことになり、次はギリシャ文字のアルファベット「アルファ」で始まる名前が付けられるという。

アルファベットは 26文字ですが、名前(の頭文字)に適した文字数は 21だったという事でしょう。
それしても今年は台風の当たり年だったようですが、一時的なものではなくて地球規模でそれぞれの地域に於いて上陸する台風が多発する気候に変化しているのが気がかりですね。

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Wednesday, September 28, 2005

赤ちゃんといっても……

@nifty:NEWS@nifty:宇宙の初期にも巨大銀河(共同通信)

米航空宇宙局が27日発表。ハッブル、スピッツァー両宇宙望遠鏡で「超深宇宙」と呼ばれる非常に遠い宇宙空間にある約1万個の赤ちゃん銀河を観測、うち1つが異常に巨大であることを見つけた。

銀河クラス(ギャラクシー級)になると赤ちゃんといっても巨大ですね。(#^_^#)
シャトル以外の NASA 関連ニュースも、もっと頻繁に流れてくれると良いなぁ。

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Thursday, September 22, 2005

クマ──!

NEWS@nifty:「いいとも」生放送中に珍事発生(スポニチ)
いいとも妨害で男性客“退場”(Asahi.com・日刊スポーツ)

騒動は、定番コーナー「テレホンショッキング」で起きた。ゲストとタモリがトーク中に、観客席から「いいともが年内に終了すると聞いたのですが、本当ですか?」との質問。タモリは「聞いてないですよ」と冷静に反応。同じ男性が間髪入れずに「終了するって本当なんですか?」と繰り返したため、スタジオは“微妙”な雰囲気に包まれた。 スタッフが騒動の男性客に退席を申し入れた。CM明けには男性の姿はなく、席にクマのぬいぐるみが置かれ「あの人、クマに変わっちゃった」とギャグに

おぉ、クマのぬいぐるみといえばロンパールーム以来の活躍ですね。(#^_^#)
伝統に則った素晴らしい対応といえます。

ということで、AA でも……

   ∩___∩
   | ノ    u ヽ
  /  ●   ● |
  | u  ( _●_)  ミ 大変、早く客席に行かなきゃ~
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \
 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)

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Friday, September 16, 2005

お役所仕事と一口に言っても……

NEWS@nifty:女性ホルモン、肺がんとも関連性…厚労省研究班(読売新聞)

乳がんとの関連がよく知られる女性ホルモンが、肺がんの危険因子でもあることを、厚生労働省研究班が大規模な追跡調査で突き止め、14日発表した。
1990~94年に40~60代で、喫煙しない女性約4万4700人が対象。
[中略]
女性ホルモンは乳がんの危険因子のひとつだが、たばこを吸わない人にも多い肺の腺がんは、女性ホルモンと関連する可能性が指摘されていた。研究班の津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長は「乳がんに比べれば関連性は薄い」と話している。

完全に地道な統計調査です。対象者数も半端じゃない、これをきっちりやり遂げるのもお役所仕事ですね。
もちろん良い意味です。逆に言えば、こういうお役所仕事こそ我々一般市民が待ち望むものだったりすると考えたりして……
こういう仕事をもって公務員の削減に反対することはないのだが…… (^^;)

で、中身ですが、引用した最後の一文が残念。乳ガンに対する危険因子であることはもう分かっていたことですから、肺ガンにも同じように強く影響するということであれば、更にホルモン研究が盛んになってガン予防に役立つことを期待できるのですが……
まぁ、比較する対象が乳ガンでは不利というものかも知れません。乳ガンと比べると薄いものの相関性が見出せたと言うことでしょうから、今後の研究の進展に期待しましょう。

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Tuesday, September 13, 2005

ガンマ線の速度から宇宙の年齢

NEWS@nifty:128億光年先の爆発確認(共同通信)

米国の衛星が9月4日に観測した宇宙最大級の爆発「ガンマ線バースト」が、これまで見つかった中で最も遠い地球から、約128億光年離れたもの

という記事をちらっと読んで、ガンマ線も光速が限界だよなぁ……と、だとすると宇宙の歴史は 128億+αな訳で、そのαっていくらぐらいだろうと思ってググって見ました。
で、辿り着いたのが日本惑星協会のページ → こちら
137億 ± 2億年が年齢だそうな……
という事で、今回観測されていた超新星の爆発は宇宙の誕生から 9億年 ± 2億年後の出来事だったそうな。

しかし、そのエラーバーの幅だけでも銀河の歴史がまた数億ページ…… (。_・☆\ baki

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Tuesday, August 30, 2005

KITORA の倫理観

ニュース速報にて@nifty:NEWS@nifty:クローン猫同士の繁殖成功(共同通信)てな記事を読むと、さすがに悩んでしまうわけです……
科学技術の進歩と生命倫理。

人では試せないから猫なの?
ネコならやっても良いのか?
技術的に可能であることが分かって何に利用できる/するのか……
例えば、絶滅危惧種の保存には使えるとしても、そもそも(例え人間のエゴによってであったとしても)滅びつつある種をそこまでして保存すべきものなのか?

どうしても KITORA には NO という答えしか出てこない……
転送装置のトラブルで生まれるクローンは許せても、(ねぇ副長)人為的に行うことが他の生物種を絶滅に追いやることよりもやってはいけない(踏み込んではいけない)領域であるとしか思えないんですよね。

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Tuesday, August 23, 2005

次世代DVD

今日の朝刊で記事を読みましたが、やはり……
@nifty:NEWS@nifty:次世代DVDの統一断念、2規格が並立(読売新聞)

次世代DVD(デジタル多用途ディスク)の規格統一を巡り、ソニー、松下電器産業などの「ブルーレイディスク(BD)」陣営と、東芝などの「HD(高品位)DVD」陣営が進めてきた協議が事実上決裂し、新規格による方式統一が困難となった。


結果的にこうなるだろう事はある程度想像出来ていたとはいえ、残念ですね。
こうなったらやはり一気に HVD/HVC(Holographic Versatile Disc/Card) が規格化されるのまで待つのが正しいのかも知れません。
私は個人的には Blue-lay 派なのですが、それとて容量面での寄与をベースに判断している訳なので、この記事を読むとせいぜい3年くらいの差なので、いっそ HD-DVD や BD をすっ飛ばしても構わないかなぁと……
TV 放送の地上ディジタル化だって、うちでは普及ぎりぎりのタイミングで切り替えるのは必至だし、HDD/DVD recorder ですら未だ持たざる KITORA 家では HVD/HVC 普及後でも問題ないとも言えたりする…… (^_^;)

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Thursday, August 18, 2005

地震予知(通報)システム

16日に起きた宮城地震ですが、気象庁などが導入した緊急地震速報システムが、実際に揺れが到達する前に「警告」を出していたらしいですね。
たとえ、10秒前であろうと、事前に判るのは非常に有益で、その10秒で多くの命が救われる可能性があるのですから、誇るべきシステムだと思います。
ただ、ニュースソースによっては届いた時刻(何秒前に知らせが届いた)が曖昧(ソースによって異なる)で、尚且つ受け手の PC がダウンしてたりして知らせが届かなかったなどの運用上の不具合があったのも事実。
気象庁なり、国がきちんとフォローして正式に何時メールを送信出来て各地域で何時受信出来たかを発表すべきですし、このシステムに関与する受け手の PC ではダウンしないような指針を通知徹底すべきではないでしょうか。
個人ベースで携帯宛に発信して欲しい気持ちもあるけど、送信側の負荷を上げては意味がないし、一般市民がパニックに陥る可能性も考慮するとそれは無理か……
以下はニュースソース
読売新聞社の記事
朝日新聞社の記事
News@NIFTY の記事

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Thursday, April 28, 2005

小さな一歩か大きな一歩か?>卓上核融合

@NIFTYのニュースから@nifty:NEWS@nifty:卓上核融合に成功と発表(共同通信)を読みました。
卓上と書いてあると可愛い感じですけど、卓上サイズと言えども理論的には恐ろしいほどのエネルギー量を伴う反応が可能ですので、安全に反応を制御できるような研究を進めるのが最優先ではないかなと感じたりしました。

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Thursday, July 08, 2004

科学技術研究費

7/8付けの読売新聞の解説(13版17頁、解説部 知野恵子 氏)から

論点としては日本の科学技術研究費(以下、科研費)に関して、その運用の透明性を高めるべきとのもっともな意見で、

優秀で名声のある研究者に研究費が集まるのは当然という見方もある一方

この部分が重要、つまり審査する側がその申請内容(研究内容)に対してきちんと判断する。(名声も含めて過去の実績は判断する要因の一つとして考慮されてもおかしくはないが)テーマの新規性や特異性をしっかりと見定めた上で補助金を交付しないと、新しいものは生まれてこないと私は思います。
国の予算(納税者(日本国民以外もいるので)の血税)を使って半ばギャンブルのような真似は出来ないとの考えもあるでしょうけど、科学研究というのはそういう要素もあるという事です。

少し気に入らないのがこの視点、

財政赤字の中、補助は拡大の一途

おひおひ、他にもっとおかしい予算が多くあるでしょう。
雇用保険がらみとか道路公団がらみでどんだけ使途不明金があるのか、そっちに向けてのキャンペーンも張って、しっかりとウォッチングしてね。今の新聞社に求められているものってそういう方向だと私は思う……

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Tuesday, February 17, 2004

カレー対ガン

今日はカレーを食べた訳ではないのですが、送別会でやはりこのネタを読んでいた人達と盛り上がった事と、別件ですが、健康な生活を送ろう!にてカレーはIT食だ!というエントリーを見たので、ウコンがらみのネタでもあるので Entry 致します。
元ネタは以下の通り Chemical & Engineering News より。

Chemical & Engineering News, September 1, 2003
Volume 81, Number 35, CENEAR 81 35 p. 8
ISSN 0009-2347

HOW CURRY COMBATS CANCER
The active ingredient curcumin inhibits an enzyme
that promotes tumors


記事の概要は、カレーに使われるスパイスの一つであります、ウコン/ターメリックに含まれるクルクミン(淡黄色の活性成分)が、腫瘍の侵襲性や腫瘍起因性血管形成(血管成長)を促進する酵素アミノペプチダーゼ N (APN)を不可逆的に阻害することを韓国の生化学者が発見したというものです。
Biochemists in South Korea have discovered
how curcumin fights cancer. Curcumin, the bright yellow
active ingredient in turmeric (a spice used in curry),
irreversibly inhibits aminopeptidase N (APN), an enzyme
that spurs tumor invasiveness and angiogenesis
(blood vessel growth) [Chem. Biol., 10, 695 (2003)].
どうも 90年代はじめからクルクミンがガンの成長を遅らせるという事は科学者の間では気づかれていたようです。現在は結腸ガンの臨床試験中との事。
ソウルにあります Sejong 大学の Ho Jeong Kwon 教授が生体内、及び生体外(in vitro 及び in vivo)でクルクミンの APN 阻害を直接的且つ不可逆的であると確認したとの事。
Hynda K. Kleinman, a chemist and cell biologist at NIH
who studies angiogenesis, says Kwon's finding opens up
the possibility of developing more potent APN inhibitors
based on the structure of curcumin. And curcumin itself is
"an exciting compound because it can be taken orally
and may not have any side effects for cancer patients."
「クルクミンそれ自身が経口摂取出来るし、副作用を持たないので、わくわくする物質である」と細胞生物学者の Hynda K. Kleinman は賞賛しているそうです。

当該記事は → こちら
(注:当該雑誌購読者のみ閲覧可能)

本 Entry の英語版は → こちら

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Saturday, February 14, 2004

女性用 VIAGRA

なんじゃこれはというタイトルですが、今回のエントリーは一応化学のお話なんです。ちょっと他の Blog で女性の性にまつわるお話があったので、(プライベートなお話に近いようでしたのでリンクも TB もはりませんが)これまた少し古い C&E News から以下のようなネタを女性向けとして、拾ってみました。

出典はこちら

Chemical & Engineering News,July 28, 2003
Volume 81, Number 30, CENEAR 81 30 p. 9
ISSN 0009-2347
BEYOND VIAGRA
Arginase inhibitors touted as potential drug target
for sexual dysfunction

概要を示しますと、
In the past few years, scientists have made strides in understanding the enzyme arginase’s role as a thwarter of penile erections. Now, a new study suggests arginase may also play a similar role in female sexuality.
という事で、女性用の VIAGRA が近い将来発売されるかも知れないというお話です。

The researchers have detected signs of
arginase activity in the genitalia of
female rabbits, just as was previously
shown for genitalia in human males.
They also demonstrate that smooth-muscle
relaxation of the genitalia of live rabbits,
both male and female, increases with
administration of a small molecule that
inhibits arginase
[Biochemistry, 42, 8445 (2003)].
The results, the researchers say, point
to arginase II as a potential drug target
to treat female sexual dysfunction.
このアルギナーゼ II が候補のようで、兎では効果があったようですね。

Until recently, the problem hasn't received
much attention. Now, researchers are
addressing the issue, but they say there's
still much to learn about how issues such as
blood flow affect problems unique to females,
such as pain or lack of lubrication.
For example, a 2001 study, conducted by
Mary Lake Polan, chairman of the Stanford
University obstetrics and gynecology department,
along with the company ArginMax, showed that
an arginine nutraceutical improved
the sex lives of women more than a placebo.
Viagra の効用に関しては今では広く知られていますが、女性には全く効果がなかったそうですね。
プラシーボ(プラセボ)以上に効果が出ているとの事なので、期待して良いのかも・・・

They also speculate that because NO synthase
is present in human clitoral tissue and the
vagina, perhaps arginase II also is there.
Following their success with rabbits,
Christianson says, the group hopes to test
the inhibitors in larger mammals, such as dogs.
They also plan to test the inhibitors' oral
bioavailability.
という訳で、より大型のほ乳類でのテストとして犬あたりで試すようですね。
という事は実用化まではまだかかりそうですが・・・

Irwin Goldstein, director of the Institute for
Sexual Medicine at Boston University, says that
although an arginase-targeting treatment likely
won't help the majority of female sexual problems,
which are desire- or pain-based, the new work is
"another part of a huge puzzle. The field of
female sexual dysfunction is just developing."

男性の性に関わる分野と比べると、まだ女性の性に関わる分野は始まったばかりなので、やる事がたくさんあるとの事ですが、私の孫の世代あたりだと普通に薬局で買えるようになるのかも知れませんね。

尚、当該記事の URI は → こちら ですが、学会誌の電子ジャーナルは当該雑誌を購読していないと読めないので、ご注意下さい。

英語 Version は → こちら

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Thursday, February 12, 2004

塩ビの復権を握る鍵

少し古いネタになるのですが、アメリカの化学と工業誌
Chemical & Engineering News)7月7日号(2003)から

BACTERIUM SNACKS ON VINYL CHLORIDE
Isolated microbe degrades the pollutant to ethene and
inorganic chloride

Chemical & Engineering News
July 7, 2003, Volume 81, Number 27, CENEAR 81 27 p. 8
ISSN 0009-2347

意訳ですが、
バクテリアが塩化ビニルにくらいつく
微生物が汚染物質をエチレンと無機塩化物に分解する
という記事を読みました。

塩ビ(PVC)といえば、環境問題ではすっかり悪役としてお馴染みになっていますね。
その昔、塩ビシートを地中に埋めて長時間放置後に取り出してみるとボロボロになっていて、
これは微生物で塩ビが分解されるに違いないと早合点されたのですが、
実は塩ビシートに含まれていた可塑剤が分解、溶出されたという事が分かり塩ビは分解されないと言うのが通説だったのですが、どうもこれは誤りで、原文の中では

One quest of bioremediation researchers has been
to find bacteria that completely dechlorinate chloroethenes,
among the most common industrial pollutants in soils and
groundwater. Although scientists knew from soil samples that
such bacteria must exist, known strains either have been
incapable of removing the last chlorine or did so inefficiently.
要はその筋の研究者の方々にとっては、高分子でない塩化ビニル(モノマー)に関しては脱塩素化出来る微生物がきっと存在するに違いないと思っていた訳で、実際にそういう菌はあったんだけど、脱塩素化効率が悪いものだったらしいです。
Now, meet BAV1, a strain of Dehalococcoides that
uses vinyl chloride directly as a metabolic electron acceptor,
producing ethene and inorganic chloride [Nature, 424, 62 (2003)].
Isolated from a sample collected from a chloroethene-contaminated
aquifer in Oscoda, Mich., the bacterium was characterized
by a research team led by microbiologist Frank E. Loffler,
an assistant professor in the School of Civil & Environmental
Engineering at Georgia Institute of Technology.
で、BAV1 という菌株がどうも候補らしいです。
"People are already out there marketing mixed-culture glop"
to dechlorinate sites, says James M. Gossett, director of
the School of Civil & Environmental Engineering at
Cornell University.

ゴールドラッシュみたいですけど、本当に塩化ビニルが完全に脱塩素化されるんであれば、非常に面白いと思います。
環境問題的には嫌われ者の最たるものであります PVC の復権に繋がるかも知れません。
そもそも PVC のダイオキシン問題自体は結構怪しい所があるお話なんですが、元々焼却に回していた大きな理由の一つである「土の中では分解されない」が解消されれば、処理方法に関しては大きく話が変わってきますので、
今日これまで PVC が使われていた大きな理由であります「安価」「二次加工性が高い」「耐薬品性」といった利点に再度焦点が移ると非常に面白いと思っています。
医療用の点滴バッグは今なお PVC が使われていて、批判にさらされていたりする訳ですけど、
他の材質だと脆くて、扱う看護師・看護婦の方々にかかる負担が大きい為、切替え対象から外れていましたが、
いつの日か大手を振って使えるかも知れませんね。

英語版は → こちら

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Tuesday, February 10, 2004

ACS Award

Chemical & Engineering News, February 2, 2004, Volume 82, Number 5 より
ACS Award (アメリカ化学学会賞)が発表になりました。
今回、Chromatography 部門の受賞者は日本から選出されました。
受賞者は姫路工業大学の寺部 茂教授で、現在日本分析化学会の会長だそうです。

寺部教授のプロフィールは → こちら

私は専攻が異なるので、論評は出来ませんが、受賞理由によれば

His invention--micellar electrokinetic chromatography (MEKC)--extended the application of capillary electrophoresis (CE) to neutral compounds, including amino acid derivatives, phenol derivatives, and aromatic sulfides.
"The technique significantly broadened the applicability of capillary electrophoretic separations," says Barry Karger, professor of analytical chemistry and director of the Barnett Institute at Northeastern University. "It opened up large classes of compounds that couldn't be separated before by capillary electrophoresis."

おおざっぱに訳しますと、寺部教授の発明になります MEKC 法でこれまで分離不可能であった化合物の分離が可能になるとの事。

ACS Aword 受賞がノーベル賞に直結する訳ではありませんし、昨今はアプリケーションで決まるようですので、このMEKC 法を用いて有用な化合物の分離がなされればひょっとするとひょっとするのかも・・・

尚、当該記事の URI は → こちら ですが、学会誌の電子ジャーナルは当該雑誌を購読していないと読めないので、ご注意下さい。

このエントリーの英語版は → こちら

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